リバウンドとは、ダイエットで体重を落とした後に元の体重まで戻ってしまったり、むしろそれ以上に増えてしまう現象のことです。
一般的には、過酷な食事制限など極端なダイエットの後にリバウンドすると考えられています。
ライザップはあの特徴的なCMで有名ですが、それに出演しているダイエットに成功した有名人・芸能人が軒並みリバウンドしているという噂が立ち、
「ライザップに入会しても結局リバウンドするんじゃないの?」と言われるようになりました。
実際のところはどうなんでしょうか?
ライザップは本当にリバウンドリスクの高いパーソナルジムなのでしょうか?
今回はトレーナー目線から見るライザップのリバウンドリスクについて解説していきます。
ライザップへの入会を検討している人は参考にしてみてください。
結論から言うとライザップとリバウンドは関係ありません。
ダイエットを成功させるためには2つのポイントを守る必要があります。
1、カロリー・たんぱく質を意識した食事管理
2、筋肉量を維持するための筋トレ
この2つのポイントを守ることが現時点で最も効果的なダイエット方法です。
ライザップではそのどちらも取り組むので、むしろライザップに通った方がリバウンドのリスクは下がります。
「でも実際にライザップでリバウンドをする人は多いじゃないか」と言う人もいるかと思います。
ですが、そもそもライザップでリバウンドをする人は本当に多いのでしょうか?
僕はむしろ少ないんじゃないかと思ってます。
世の中には様々なダイエット方法であふれていて、水ダイエット・そばダイエットのような置き換えダイエットや、ジョギング・ウォーキングを始めるエクササイズ系のものまで、それこそ星の数ほどあります。
そして、これらの方法でダイエットに挑戦してリバウンドしている人の方が、間違いなくライザップでリバウンドした人よりも多いでしょう。
すでに紹介したダイエットを成功させるための2つのポイント
1、カロリー・たんぱく質を意識した食事管理
2、筋肉量を維持するための筋トレ
これらを取り組んでいませんから。
ライザップのリバウンドリスクが特別高く感じるのは、単純にCMなどメディアの露出が多く目立っているから。
他のダイエットの方がリバウンドのリスクはよっぽど高いといえます。
ではなぜリバウンドリスクが低いライザップを卒業した後に太ってしまうのか。
その理由は大きく3つあります。
一番大きな理由は担当トレーナーの不在でしょう。
食事や生活習慣に関する相談役がいなくなるので、今の体型を維持するために何をすればいいのかが分からなくなってしまいます。
一度理想の体型になると、ついつい気持ちが緩んでしまい食事管理も甘くなりがちです。
ライザップのパーソナルトレーニングを通していくら正しい食習慣を学んだところで、それを実践しなければ痩せることはありません。
筋トレは痩せるために重要ですが、体型の維持にも必要不可欠です。
筋肉は何もしなければ衰える一方なので、ライザップを卒業した後も筋トレは継続して行う必要があります。
一番大切なのは卒業後の生活について担当トレーナーに相談することです。
具体的には
・体型を維持するためのちょっと緩めの食事管理の方法
・筋トレの手順、スポーツジムの利用の仕方
などです。
特にジムの設備は店舗ごとに異なるので注意が必要です。
卒業後に通うジムがある程度決まっているのなら、事前に見学に行って設備を確認しておきましょう。
そして見学で仕入れたジムの情報を元に、担当トレーナーにどういう種目を行えばいいか、注意すべきことはあるかなど質問しておくといいでしょう。
ライザップで痩せても結局リバウンドする!と世間では言われていますがそんなことはありません。
そこで学んだ正しい食事・トレーニングを卒業後も実践すれば、理想の体型を維持することは可能です。
大切なのは「卒業後に自分がどう行動するか」です。
事前に担当トレーナーにしっかりと相談をして、自信を持って卒業できるように準備するといいでしょう。
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