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お腹の脂肪を落とす方法!短期間でウエストを引き締める秘訣とは?

カテゴリ:コラム 投稿日 2019/05/25

お腹の脂肪を落とし引き締めるベストな方法として、上体起こしのような腹筋の筋トレが紹介されることが多いですが、これは大きな間違いです。

お腹の筋肉を動かしてもお腹周りが痩せるわけではありません。

実際に「腹筋運動と脂肪の燃焼との関係」を調べた研究では、6週間に渡って腹筋運動をしてもお腹の皮下脂肪の量に変化はないことが明らかになりました。

筋肉を部分的に発達させることはできますが、脂肪を部分痩せさせることは難しいんです。

それではお腹の贅肉を落とすためには一体何をやればいいのでしょうか?

そこで今回はたるんだお腹を引き締める最も効果的な方法を紹介していきます。

紹介する方法を実践すれば短期間で実感できるでしょう。

お腹周りの脂肪が気になる・引っ込めたいという人はぜひ参考にしてみてください。

お腹の脂肪を落とす方法は何が最も効果的?

筋トレでお腹の脂肪を落とすことが難しいのであれば、一体何をすればウエストを引き締めることができるのでしょうか。

絶対に必要なのは体重を落とし、体脂肪率を下げることです。

適切な食事・運動に取り組んで体重を落とせば、体全体の脂肪が落ちてお腹も引き締まっていきます。

食事だけ気をつけても脂肪だけじゃなく筋肉も落ちるので、思うように体脂肪率を落とすことはできず、

運動だけ初めても体重が落ちないので、お腹の脂肪が減ることはありません。

食事と運動。

この2つを同時に改善することが、短期間でお腹の脂肪を落とすベストな方法になります。

お腹の脂肪を落とす食事

まずはお腹の脂肪を落とすために必要な食事を紹介していきます。

糖質制限を始める

お腹の脂肪を落とす場合は糖質制限、特に砂糖の入った食品を控えるようにするといいでしょう。

砂糖は摂取するとお腹の皮下脂肪・内臓脂肪の増加につながることが分かっているとても危険な調味料です。

特にジュースには注意が必要です。

ケーキやドーナツももちろん危険ですが、咀嚼をすることがないジュースのような液体は満腹感を高めることがなく、固形物よりも過剰にカロリーを摂取する傾向にあります。

たんぱく質をとる

たんぱく質は満腹感を高めて食欲をお抑える効果があるだけでなく、

筋肉量・基礎代謝量の維持に重要な役割を持つ、ダイエットで最も大切な栄養素です。

肉、魚介類、卵、乳製品など高たんぱく質な食品はたくさんあるので、意識的に食べるようにしてください。

食事で摂るのが難しいという場合は、ホエイプロテインなどサプリメントを利用することをオススメします。

食物繊維をとる

食物繊維は食べ物の中に含まれ、人体では消化することができない物質のことを指し、大きく「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2つに分けることができます。

食物繊維は食べ物の消化&吸収のスピードを緩やかにして、満腹感の持続・食欲低下の効果があり、また1日に10gの水溶性食物繊維を摂るとお腹の脂肪の減少に効果があるともされています。

 

水溶性食物繊維が方法な食材は海藻類、豆類、野菜類、果実類などが挙げられます。

これらの食材は低カロリーなものが多いので、ダイエット中にも強い味方になってくれるでしょう。

お腹の脂肪を落とす運動

次にお腹の脂肪を落とすために必要な運動を紹介していきます。

筋トレ

冒頭でも述べたように体幹トレーニングのようなお腹の筋トレにウエストを引き締める効果はありません。

ここでいう筋トレはベンチプレスやスクワットのような全身の筋トレになります。

全身の筋トレはダイエット中の筋肉量・基礎代謝量の低下を防ぎ、体脂肪率を効率よく落としてウエストを引き締めてくれます。

週2回を目標にジムに通うようにするといいでしょう。

HIIITトレーニング

HIITとは高強度インターバルトレーニング(High Intensity interval training)のことで、強度が高いトレーニングを短時間の休憩を挟んで連続で行います。

ある研究では週に3回・1回20分のHIITトレーニングを12週間実施した結果、被験者の脂肪量は2kg落ち、内臓脂肪量は17%減少したことが分かっています。

日本で一般的にはタバタトレーニングと呼ばれるもので、これは20秒の全力運動と10秒の休憩を1セットとして8セット繰り返します。

種目としてはバービージャンプやジョギング&ダッシュなど全身を使った運動がオススメです。

かなり強度が高いので運動初心者は体調不良になったり怪我をしないように注意しましょう。

有酸素運動

ウォーキング・ジョギング・水泳のような有酸素運動はお腹の脂肪、特に内臓脂肪の減少に効果があるとされています。

ただダイエットに効果的とされる運動時間は1週間で250分以上とされ、

これは週に5日間運動する場合1日あたり50分にもなります。

多くの人にとってこの量は現実的ではないでしょうし、食事で摂取カロリーを抑えれば痩せはします。

なので有酸素運動は絶対必要な運動というより、時間に余裕がある人はやる運動という印象です。

筋トレとHIITトレーニングを優先することをオススメします。

まとめ

今回は短期間でお腹の脂肪を落とす方法を紹介してきました。

これらの方法に取り組めば1ヶ月以内には著しい体型の変化を実感できるはずです。

お腹の脂肪を落とすといっても、やることは基本的なダイエットと大きな違いはありません。

食事と運動の見直しが最も王道で、一番効果のある方法です。

お腹を引き締めて理想の体型になりたいという人は、王道のダイエットを始めるようにしましょう。


[CLIST]