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最近なんだか疲れやすくなった気がする。

そう悩む人は少なくないと思います。

そしてその疲れやすさの原因は加齢によるものだから治しようがないと諦めがち。

ですがそれは間違いで、確かに年齢の影響もゼロではありませんが、自分の生活習慣を見直せば改善できることがほとんど。

その方法も決して難しいものではなく、すぐにでも実践できるものばかりです。

今回は疲れが取れない8つの原因と、その解決策を紹介していきます。

最近疲れやすくなってきた・疲れにくい体になりたいという人はぜひ参考にしてみてください。

疲れが取れない8つの原因

それでは早速、疲れが取れない原因を8つ紹介していきます。

心当たりがある人はその原因を解消するようにしましょう。

極端な食事制限

特にダイエットでよくあることですが、痩せたい気持ちが強すぎて過剰なまでに食事を制限する人は少なくありません。

ですが摂取カロリーを抑えすぎると基礎代謝の低下を招きますし、ビタミン・ミネラルなど大切な栄養素を必要量摂ることができず、疲労感はもちろん様々な体の不調につながります。

体重を落とすためにカロリー制限は必要不可欠ですが、減らしすぎないように注意しましょう。

タンパク質不足

タンパク質・脂質・炭水化物で構成される三大栄養素の中で、特にタンパク質は疲労回復に重要な役割を持ちます。

実際に、肉・魚・卵・大豆製品のような高タンパクな食品を1日に２回以上食べた人は疲労を感じづらくなったとした研究もあります。

 

運動をしないならタンパク質を摂る必要はないと考える人もいますがそれは大きな間違いです。

トレーニングをする・しないに関係なく、タンパク質は意識的に摂るようにしましょう。

水を飲む量が少ない

人間の体の60％以上は水分でできていると言われていて、体の機能を正常に保つためにも水分は重要な役割を持っています。

そして体水分量の減少と疲労感には関係があるされていて、実際に運動によって体重の1％の水分が失われると疲労感が強くなるとした研究もあります。

生きているだけで汗や息、排泄物で水分は失われるので、喉が渇いたら必ず何か飲み物を飲むようにしてください。

お菓子の食べ過ぎ

お菓子のように砂糖が含まれる食品を食べると、血糖値が急上昇してその後急降下します。

このジェットコースターのような一連の流れを血糖値スパイクといい、不安定な血糖値は疲労と関係があるとされていて、実際に高糖質のスナックを食べると疲労感を感じやすくなるとした研究もあります。

お菓子を日常的に食べていてる人は、それらを果物のようにヘルシーな食材に置き換えるようにするといいでしょう。

エナジードリンクの飲みすぎ

レッドブルやモンスターエナジーに代表されるエナジードリンク。

「飲むと目が覚めるから毎日飲んでいる」という人も少なくないでしょう。

エナジードリンクは大量の砂糖とカフェインを含むので、飲めば元気になるというのは嘘ではありません。

ですがその効果は一時的なもので、翌日にはむしろ眠気に追われるリスクが上がると考えられています。

 

午後にカフェインを摂ると少量でも睡眠の質を下げる可能性があるので、短期的には疲労回復効果があるように感じますが、長期的に見るとむしろ疲労回復には逆効果とすら言えるかもしれません。

運動量が少ない

疲れるから運動をしたくないという人は多くいますが、むしろ運動をした方が疲れは取れるかもしれません。

実際に慢性疲労症候群（CFS：Chronic Fatigue Syndrome）の人は、運動をした方が疲労が軽減される可能性があるとした研究もあります。

最寄りのジムに入会して筋トレを始めたり、ウォーキング・ジョギングを始めてみるなど、倦怠感に悩んでいる人は日中をアクティブに過ごすようにしてみましょう。

睡眠不足

睡眠不足は日中の疲労感に直結します。

仕事が忙しいという人も、1日で７時間以上寝ることを目標にしたいところ。

寝つきが悪いという人は何かスポーツを始めることをオススメで、特に高齢者の場合日中の身体活動が睡眠の質を改善するとした研究もあります。

 

他にも就寝前のPCやスマホを控えるなど、睡眠の質を高められるようにしましょう。

ストレスの溜まりすぎ

ストレスは適度なら問題になりませんが、過剰になると疲労感に繋がることもあります。

ただストレスは仕事のように外的要因なものが多いので、避けようと思って避けられるものではありません。

その場合はストレスを無くすのではなく、和らげる方向で努力することをオススメします。

具体的には好きな音楽を聴いたり、恋人と一緒に過ごしたりといったように、自分がリラックスできるものを探すようにしましょう。

まとめ

今回は疲れが取れない8つの原因と、それぞれの解決策を紹介しました。

最後に解決策をもう一度まとめると、

・カロリーを抑えすぎない

・タンパク質をとる

・水を飲む

・お菓子を控える

・エナジードリンクをやめる

・運動をする

・よく寝る

・リラックスを心がける

疲れやすい・疲れが取れないと感じている人は、これらの方法を一度試してみてください。

前よりは疲れにくい体になるはずです。